大型タンカーの入港
大型タンカー
某石油会社の大型タンカーの入港です。このクラスの大型船の制動距離は船舶の重量と積荷の重量で全速後退を掛けても停止するまでに数キロを要します。写真ではわかりにくいですが、船尾にタグボートが舫(もやい)を大型船から取り、タグボートが後退を掛けて停止させます。2隻のタグボートがその役を務めます。全長は300メートル程の大型船です。この写真を撮る前に、露払いのパイロットボートに航路を空けるように警告を受けました。警告と言っても高圧的な言い方はしません。「大型船の入港の為に航路を空けるようご協力お願いします。」と言ったこちらの気分を害さない警告です。 コメントは日立ポートサービス株式会社 船舶部参照
Comment:
2006/06/26 4:39 AM, 一路 wrote:
昔、4級船舶の免許を取ったときに東京湾での実習は怖かったです。写真のような大型船の横を通過する時はヒヤヒヤでした。「タグボート」は昔「キャッチャーボート」とは違いました?長年、操舵してません・・・。
2006/06/26 9:21 AM, 天野屋 店主 wrote:
キャッチャーボートとは捕鯨船の事です。タグボートとは違います。このタグボートの種類は「ハーバータグボート」と呼ばれるタイプですが、他に「オーシャンタグボート」「サプライボート」呼ばれる外洋(遠洋区域等)を主に航行するタグボートがあります。タグボートの大きさは100トンから200トン前後のタグボートが最も多く、大型になると1,000トンくらいまでのタグボートがあります。タグボートはとても力がある船です。大型船は細かな動きが苦手なので港に入り、岸壁につけたり、岸壁からはなれるのに自力では危険な場合があります。そこで力のあるタグボートが手助けをします。その他にも自力で動けなくなった船を助けたり、海難救助などで人命や貨物、船体の安全確保などに活躍します。タグボートの馬力は.船体は小さいですが、2,000馬力から4,000馬力のエンジンを積んでいます。タグボートは大型船との間に、タグラインと呼ばれるロープをつないで大型船をひっぱっります。また、大型船をおす場合にはタグボートの先端部分などで大型船の船腹をおすなどします。このようにして、安全かつスムーズに大型船を岸壁につけたり、岸壁からはなしたりします。タグボートの船体には、大きなゴムタイヤ(航空機のタイヤ)がたくさんついていて、衝撃をなくすようになっています。また、タグボートのスクリュー(船の世界ではプロペラと呼ばれている)は、360度回転するので、比較的自在に動けます。例えば真横に動いたり、その場で旋回したりもできます。タグボートは英語で「くっつく船」という意味で、船をおすときに舳先を「くっつける」ため、この名前がついています。日本では「曳船」「押し船」などと呼ばれます。
2006/06/26 10:23 AM, 一路 wrote:
詳細なる解説有難うございました。小生の小型船舶免許は取り消されてもおかしくないくらいに、船の知識はゼロみたいです。
2006/06/26 12:01 PM, 天野屋 店主 wrote:
タグボートの種類などを知っていても、船舶免許には関係有りません。それよりもいかにゲストの安全を考え、無事に帰港する事に専念する事が船舶免許取得者には大切な事です。皆が折角集まったので、無理をして出航して事故に遭う事例が多いです。出航を諦める勇気が必要です。車の免許は失効すると駄目ですが船舶免許は本人の身体に与えられる免許なので失効してもまた復帰出来ます。船の知識はゼロでも大丈夫です。取り消されることは有りません。
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